こんにちは、コウタ(@kotaxi_garden)です。
“follow”は”ついていく”という意味ですが、パッと見てこの2つの言葉の違いが分からなければぜひこの記事を読んでいただきたいです。
というのも、”following”と”followed by”は言葉こそ似ていますが意味がお互い真逆なんです。
両方似ててややこしいですよね…
なのでこれらの言葉の仕組みから説明して理解を深めていこうと思います。
参考までに、僕の英語スキルはこんな感じです。
- TOEIC 860点
- 10分程度までならカンペ無し英語でプレゼンができる
- ニュージーランドでネイティブ相手に接客&電話対応
留学中ネイティブの方とたくさん関わってみて、日本の学校では教えてもらえない知識や言い回しをたくさん学びました。
僕自身が経験したことしかブログで発信しないので、記事としての信ぴょう性も高いのではないかと思います。
目次
Followについて
“following”と”followed by”の説明をする前に、“follow”の意味や使い方を改めて確認していきましょう。
もうすでに理解してる方は飛ばしてもらって構いません。
そもそもfollowってどんな意味?
まずfollowの意味をしっかり押さえておきましょう。
(…に)ついていく、続く、従う、(…に)伴う、追う、追っていく、追求する、(時間・順序として)(…の)次にくる、(…の)あとを継ぐ、(…の)結果として生じる
よくSNSで”フォロワー”という言葉を目にしますが、紐解いていくと
という構図ができあがります。
横文字で使われている言葉でも、こうやって単語の意味から分解していくとより頭に定着しますよ。
“人をフォローする”は和製英語です
先ほどの”follow”の意味を見て
と思った方、鋭いです。
実は“follow”には”手助けする”とか”手伝う”という意味は一切無いのです。
日本語のニュアンスで”follow”を使っても全く通じませんのでお気をつけください。
もし英語で伝えたければ、“help”や“support”で代用しましょう。
following
文字通り能動態なので
BについていくA → AはBのうしろ(位置関係)→ Bの後にA
という意味になります。
これだけじゃ分かりにくいと思うのでこちらの例文を参考にしてみてください。
Tea will be served, following the meeting.
ミーティングの後にお茶をお召し上がりください。
このような使い方ができます。
先ほど説明した構図に当てはめると
A(Tea will be served) following B(the meeting)
といった具合になります。
名詞で使う場合の”following”
“following”は名詞として使う場面も多々あります。
形としては、基本的に
The following~ = 次の〜
という使い方をします。
主に”時間”に関して使われる言葉で、例を挙げると
The following day = 翌日
The following week = 翌週
The following year = 翌年
といった具合です。
使うポイントとしては、文章内に”基準を設ける”ことです。
先にNG例(基準が無い)を挙げておくと
I went shopping the following week.
私は翌週ショッピングに行きました。
このようにいきなり”翌週”と言われても「どの日から翌週?」となるのでよく分からない文章になってしまします。
逆に基準があると
I arrived at Florence and I went shopping the following week.
フィレンツェに到着した翌週、私はショッピングに行きました。
”フィレンツェに到着した時”という基準ができたので、”翌週”と言ってもつじつまが合います。
“the”が付いているので前置詞を付けなきゃいけないんじゃないかって思うかもしれないですが、“the following~”の場合は特に前置詞を付けなくて大丈夫です。
“tomorrow”と同じ要領で使うと思ってもらえれば大丈夫ですよ。
followed by
“Followed by”は文字通り”受動態”なのでこのような構図ができあがります。
Bによって後に続かれるA → Aの後ろにB(位置関係) → Aの後にB
例文として説明すると
Please enter your password followed by the hash key.
パスワードを入力した後に#(シャープ)を押して下さい 。
再び構図に当てはめてみると
A(Please enter your password) followed by B(the hash key)
といった具合になります。
まとめ
ここまでの内容をまとめておくと
- A following B = BについていくA → AはBのうしろ(位置関係)→ Bの後にA
- A followed by B = Bによって後に続かれるA → Aの後ろにB(位置関係) → Aの後にB
- ”人をフォローする”は和製英語なので決して直訳してfollowを使ってはいけない
- The following day/week/year = 翌日/翌週/翌年 →ただし時間の基準を設けること
慣れるまでちょっと苦労するとは思いますが、使いこなせるようになると表現の幅がうんと広がりますので頑張っていきましょう。
ではでは。